
By: ACEBOY™ MODELS
みなさんは、VRやARといった言葉をどれくらいご存知でしょうか?
今や人工知能やVRなどの最先端の技術を使ったサービスが一般の消費者にも普及してきましたね。
その中でも、今熱いのがVRやARです。例えば商品としては、「PlayStation VR」が有名です。
ゲームとして発売もされており「あ〜あんな世界がVRね」と思いますが、では「VRとARって何が違うの?」と質問されると難しいのではないでしょうか?
そこで、今回はそれぞれの違いとサービスとして利用されている例をあげていきたいと思います。
Contents
VR,AR,MR,SRとは何か?
今回は、簡単な説明と違いのポイントを説明します。本当は、もっと前から研究されており歴史が長いのでVRやARの語源や歴史について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ(後日書きいたら更新します)
VRとは?のポイント!
- VRとは、「Virtual Reality(仮想現実)」の略称のこと
- 人の五感の刺激して仮想的な空間に入り込む感覚を出す技術(没入感)
- 現実での動きがしっかりと仮想空間と同期している
- 人間の情報の約7~8割が視覚のためHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などが主流
ARとは?のポイント!
- ARとは、「Augmented Reality(拡張現実)」の略称のこと
- 現実世界の映像に作られた仮想の映像を重ねることで「そこにモノがあるかのように」見せる
- 現実の世界にモノが拡張された感じのため名前がAugmentedとなる
- 難しいのは、ユーザの視点を変えてもその場にありつづけるように設定すること
- ARマーカーとは、カメラからその位置に仮想物体を置くための目印のこと
MRとは?のポイント!
- MRとは、「Mixed Reality(複合現実)」の略称のこと
- 現実世界の空間に仮想の空間を融合する
- カメラとか使わなくてもそこにあるかのように見せる技術
- ARもMRの一種と言われている
- StarWarsのホログラムが動かしたりできるようになった感じ

By: Rob Pongsajapan
SRとは?のポイント!
- SRとは、「Substitutional Reality(代替現実)」の略称のこと
- VRとの違いは没入する世界が過去の実世界を混ぜていること
- バーチャルな世界より過去の現実のため没入感が高い
- また、現実にあるモノと過去のあったものをすり替えて触ることで脳が錯覚を起こしていろんなことができる可能性がある
- 理化学研究所の藤井直敬さんが研究しているシステム
おそらく文字だと何を言っているのかわかりづらいので藤井直敬さんの動画をご覧ください。
藤井さんは「ハコスコ」というVRプロダクトの開発者です。
利用される分野
それぞれのポイントを抑えた上で、各分野でどんなサービスとしてVRやAR技術が利用されているか紹介していきたいと思います。
製造業
製造業では、VRもARも両方利用されています。
例えば三菱重工で利用されているVR技術は、製造部品のラインの各工程部分で製造部品を3D可視化システムにすることで製品改良の議論がより具体的になるようにサポートされている。
一方アメリカのPTCという会社では、「Thing Work Studio」という製品部品の分解手順をiPadを製品にかざすことでARで見せてくれる技術があります。
建築業
建築業は、VR使ったサービスとしてかなり有効だと思います。実際に作る前にどんな家になるのかは誰だって知りたいですよね。また、オープンハウスに行くことが難しい時にも便利です。
全景株式会社では、「ZENKEI 360」というサービスでVR技術を使って物件の外観をみることができます。視界の左側には上から見たマップもあり今部屋のどこを見ているのかを確認することもできて便利です。
株式会社ネクストでは、なんとブロックとVRを使うことで誰でも簡単に部屋の間取りを作成できる「GRID VRICK」をリリースしています。ブロックの色ごとにベットや壁などが設定されておりブロックを組み合わせることで自分好みの部屋を作成できます。部屋作りが楽しくなりますね。
一般の人たちもVR作れるようになってきた

By: Claire Thompson
一般サービスとして少しずつ浸透されつつあるVR,ARですが、私たち一般の人たちもVR技術を開発できるようになってきました。今回は名前だけ紹介したいと思います。リンクになっていますので各ツールがどんなものなのかはぜひ見てください。
VRツール
ARツール
まとめ
いかがでしたか?最後まで見ていただきありがとうございます。
この記事では、VRやARってなに?という方に向けてそれぞれのポイントと各技術がどんな形でサービスとして提供されているのかを紹介しました。
私自身もエンジニアなので後半の開発ツールのトレンドは、いつも追っていますのでまた新しい情報が入りましたら記事を書いていきたいと思います。
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