みなさん、こんにちは。見ていただきありがとうございます。
シリーズ「ARサイコロをつくろう!」Part.2です。
UnityにARツールVuforiaを入れて実際にARが見える部分まで作っていきます。
ARサイコロのきっかけなどは、「ARサイコロをつくろう! AR Dice まとめ」に詳しく書いてありますので見てください。
UnityにVuforiaパッケージを入れる
AR用パッケージを入れる
UnityのProjectの中にARツールである「Vuforia」のUnity用のパッケージを入れます。
結構たくさんあります。サンプルなどもあるので使い方は結構わかりやすいです。
ARカメラの導入
Vuforiaでは、ARCameraというPrefabを使ってアプリをAR化します。
方法は、簡単でVuforia→Prefabs→Materialsの「ARCamera」をHierarchyに入れます。
その後、Vuforia→Prefabs→Materialsの「Image Target」もHierarchyに入れます。
Image Targetは、画像データをARマーカーにしたものとなります。
立体物などもARマーカーにすることもできます。
Vuforiaの画像判定のRating問題
最初にARマーカーとして設定した画像はAmazonで購入した5個のサイコロを上からとったものでした。
誰でもアプリを起動して遊んでほしかったため、シンプルなサイコロを選んでVuforiaで画像登録をしました。
しかし、どうしてもRatingが上がりません。(StonesはVuforiaのサンプル画像です)そのため、アプリを起動しても全然ARの物体を表示してくれませんでした。
Ratingは、画像の中で色の境界部分がわかる場所が多いほど上がっていきます。そのためシンプルにしたことが逆にRatingを下げてしまいました。
そこで、対策としてStonesのようなRatingが多い画像を背景としてサイコロの面を作成しました。
するとしっかりRatingが上がりました!
Unityで実行してもこの通りです!
これから汎用的なサイコロにする部分の着手と同時にアプリとしてスタート画面や
サイコロを振って遊ぶ部分を作っていきます。
まとめ
最後まで見ていただきありがとうございます。
UnityにVuforiaのパッケージを入れて実際に動かすところまでまとめました。
次回は、画面作成に移ります。